Fujiwara :: Movie - 2006.02.10 Fri 20:32
前回観た映画を必至に思い出してみた(苦笑)もう去年の暮れの話しです。
「SAW」
薄汚れた広いバスルームで目を覚ました2人の男、ゴードンとアダム。彼らはそれぞれ対角線上の壁に足首を鎖で繋がれた状態でそこに閉じ込められていた。2人の間には拳銃で頭を撃ち抜かれた自殺死体が。
この状況からどうストーリーが進むのか、まったく見当も付きませんでしたが、これは… サスペンス・ホラー好きには堪らん映画ではないでしょか。かなり面白かったっす。SAW2も楽しみ。
「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」
何も考えずに楽しめそうな冒険活劇として選んでみましたが、まぁ、普通に面白かった。
CGなどの特殊効果は非現実を映像として現実的に演出するためだったり、アニメーションを3DCGで手法ごと置き換えたり、最近では当たり前のように目にしますが、この映画はあえてCGをCGとして魅せるつくりになっているなとうのが印象。
全体的に眠い絵(シャープじゃないという意味で)ばかりでぼんやりしてましたが、レトロフューチャーな世界観ってのもいいですね。
「メダリオン」
ジャッキー・チェン主演、2003年作品。いやもうジャッキー・チェンはいつまでもヒーローですよ。このメダリオンも相変わらずのジャッキー流アクション・コメディ。ただ、昔のクンフーシリーズが好きなので、最近の作品はちょっと物足りない感じもあります。
Fujiwara :: Movie - 2005.09.07 Wed 22:01
1999年に起きたアメリカコロラド州コロンバイン高校の銃乱射事件をモチーフにしたドラマ。監督はガス・ヴァン・サント。「グッド・ウィル・ハンティング」やヒッチコックの「サイコ」をリメイクした監督ですね。
件の事件というと、マイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」もありますが(こっちはドキュメンタリーだけど)、プロパガンダ臭を嫌ってかまだ観ていません。ちゃんと観ないと評価はできないんだろうけどさ。
さて、この「エレファント」、映画として観るにはちょいキツイかも。アメリカの高校生活を、内側から淡々と切り取っただけの作品です。ストーリーなんて無いようなもの。もちろん結末も無し。
でもそれでいいんでしょう。事実だけで十分。
犯人の二人が学校に入り虐殺を始めるまでは、時間軸が複雑に交差しながら主要人物を追うので多少戸惑いました。それでも、ただ静かに映し出されるそれぞれの生活は、現代の若者をそのまま切り出したリアルを感じられて、だからこそ、同じように日常を映し出される殺人犯にぞっとさせられます。
主人公が、犯人と入り口ですれ違い様に言われた「中に入るな。地獄を見るぞ」が、やけに印象的でした。それから、台詞もなく、ゆっくりと犯人に近づいていくダンサー風の男性も。日常と異常の狭間で、異常の方の吸い込まれていく恐怖を感じました。
観終わった後も嫌な感情はずっと残ってましたね。きっと「なぜ?」が消えないからだと思うけど。
Fujiwara :: Movie - 2005.08.22 Mon 21:50
もう一昨日ですか。リハでスタジオ入り。どうなんだろうな〜、自分の演奏がかなり雑だった気がする。気持ちが焦ってテンポ速かったり。ライブまで一週間切ったし、最後の詰め、しっかりやりましょう。
「IDENTITY」
観始めたら最後、どんでん返しの存在や騙しという単語すら忘れてしまう単細胞なわけで、つくづく単純な頭でよかったなぁと改めて思った次第。
激しい嵐の夜、あるモーテルで足止めされた11人が、一人ずつ殺されていくサイコ・スリラー……のはずだったんですが、最後まで観たあとはコメディか?と(苦笑)ラスト前のあるシーンで笑ってしまいました。
ま、それはそれとして、よくできた脚本です。複雑な伏線が一気に繋がる様はほんと気持ちがいい。テンポもいいし、90分によくまとまったなと。
そして2回目観るとまた違った楽しみ方ができてgood。特に冒頭、1回目はなにがなにやらさっぱりなくらいの情報量をすんなり理解できます(ってあたりまえか)。
レンタルでも特典が多いので(コメンタリーとか)たっぷり楽しめました。
ジョン・キューザックの落ち着いた余裕のある演技が気に入りました。モーテルに集まるシーンのタランティーノっぽいザッピングが面白かったり、映像もなかなか凝っててよかったっす。
この映画はかなりハマりました。お薦めしておきます。でも、たぶん、タイトルだけでピンと来る人はいまいち楽しめないんだろうな。
Fujiwara :: Movie - 2005.08.14 Sun 16:58
いくらか涼しくなった気がするお盆。それでも夏らしい空、途切れることの無い蝉の声、額の汗を拭いながらも、静かに手を合わせてご先祖様にご挨拶。「いつも大変お世話になっております……」という始まりはいいかげんやめようかと思う。
「No Man's Land」
最高だよ。死んだと思って気がついたら地雷の上。世界中が俺を注目してるってのに、クソがしたいし、お前の話もうんざりだ。
全編皮肉たっぷりの反戦映画でした。塹壕に放り込まれた敵同士の二人、起きたら吹っ飛ぶ地雷の上で目を覚ました一人。民族紛争の縮図を中間地帯となる塹壕の中の三人だけで描いた脚本はなかなか良かった。官僚主義の無能すぎる国連軍、お馬鹿なマスコミあたりはお決まりといった感じですが。
「陳腐なヒューマニズム」も「涙を誘う美しいストーリー」も「目を背けたくなる戦場描写」もいらんのです。映画に「救い」や「反省」を求めるのも無意味だと思いました。
観終わったあとはかなり凹みました。あまりに馬鹿馬鹿しくて、救いのないほど愚かで……それが戦争の本質のひとつなのかもしれません。
Fujiwara :: Movie - 2005.08.13 Sat 23:45
ずっと重い映画ばかり観てるので、ここんとこテンションさらに低いっす。ノーテンキエンターテイメントが観たい。
「8mm」
えーと、すっかり忘れてましたが、これ前に観てますた(苦笑)やっちゃった。
スナッフ・フィルムをめぐる猟奇サスペンス。正義と狂気の境界、アングラな世界をよく描いてると思う。最後まで救われない、後味の悪い映画でした。ニコラス・ケイジってうまいのかどうなのかよく分からんです。ピーター・ストーメアがいい感じ。
いまやネットで(アンダーグラウンドまで潜らなくても)探せば手に入る猟奇的な写真や動画。不意に目にしたときは数日凹みます。シリアルキラーとかの資料集める作業だけで気が滅入るってのに、到底解せない世界です(と思っているのは表だけなのか?)。
「Session 9」
最近ニュースでも取り上げられていたアスベスト問題。それとちょっと関連あるかなと思って借りてみました。廃墟となった精神病院、アスベスト除去の仕事をする5人の男達に迫る恐怖と狂気……といった内容。
始まりから終わりまで地味な気味悪さが続きます。まあ舞台となった場所が場所(1985年に閉鎖され廃墟となったダンバース精神病院)だけにね。
脚本も無難にまとまっちゃっていまいち盛り上がりに欠けるというか。
実在する廃墟となった精神病院とその歴史、取り残された診療記録、モチーフがいいだけにちょっと残念。
なんだけど、過去実際にそこで行われたこと、閉じ込められた狂気、さまよう念、怨、血、それらの染み付いたものがにじみ出るような雰囲気は絵から感じ取れるので、これはこれでアリなのかなとも思いました。
それにしてもロボトミー怖いよロボトミー。